拍手ありがとうございました!
○日比谷野音の使用休止が1年延長されるらしいですね。
これはかなり驚きました。
老朽化してるから改修しようとしてるのに業者が決まってなかったとは。
(あるいは、決まりかけていたけど昨今の物価高で状況が変わったのかも)
野音の公式サイトの発表を見ると、今年(2024年)の10月はとりあえず1ヶ月休止で、11月から来年9月末までは従来通りの運用だそうな。
さて、今年はエレカシやるのかなぁ。
(去年は当初やるつもりなかったけど、どうですかって言われて話が進んだ的なことを仰ってましたが)
やるなら毎年とりあえずエントリーするのは変わらんですけどね。
○「ゴッホ」
最近Apple Musicのステーション聴いてると
高確率で流れるのがドレスコーズの「ゴッホ」という曲です。
(アルバム「バンド・デシネ」の一曲目)
この曲とても好きなんです。
ゴッホとは、言うまでもなくあの画家のゴッホで、ちょっと美術史を齧った人ならご存知でしょうけど、生きている間はあまり芳しい評価を得られなかったんですね(少なくとも今ほどの名声はない)
なので、美術や音楽など芸術関係の人にとっては
「生前は理解されない」「不遇のまま終わった」
等の代名詞…とまで言っていいかはわかりませんが、少なくとも私にもそんなイメージがある画家がゴッホです。
私がこの曲でいつも辻占いのように気になるのは
「ああ男の子ちゃんと傷つけ今は偉大な過ちの真っ最中」
「僕がいなくて困る人なんていないと毎朝思うでも僕はゴッホじゃ嫌だゴッホじゃ嫌なんだ」
という部分。
めっちゃ愛を感じて、滅多なことで泣かない自分でも毎回じんわりくるんです。
(私が泣かないのは感動してないからではなく、感動しているからこそ「泣いてる場合じゃない!」と思うからです)
音もとてもドラマチックな展開で、恐らく耳にしてきた音楽が似ている同世代なので
(ドレスコーズの志磨さんは昭和57年3月生まれで、本当に自分と数日違いのお兄さん)
よくぞそこを曲にしてくれましたと思う。
でも私だけのためにある曲じゃなくて、まず志磨さん自身のための曲なんだよな。
なので「ありがとう」という感謝より本当にいい曲、気持ちいいな、素敵だなという称賛しかない。
ゴッホはあれこれ破綻させながらも素晴らしい作品を遺したおかげで、少なくとも死後には評価がされた。
それってやはり生前にも、本人には届かなかったかもしれないけど、どこかで目にした誰かに好まれ称賛されていたのではと思う。
今ならきっと本人にも届く術があるのかもしれないから、志摩さんはゴッホで終わらずに済むんじゃないのかなぁと願っている。
そして
できれば人生で無駄に傷つかない方がいいのだろうけど
思うとおりに行かなかった、とか
自分の言動が並外れてたせいで怒られた、非難された、とか
そういうのはある程度傷ついておく方がいいんじゃないかな、と
キズついて『きづく』
そんなことも時にはあると思う。